これから介護士に転職したいと考えている方の中に、「何歳までキャリアチェンジできるのか?」、「40代・50代だけど今からでも大丈夫かな」とお悩みの方はいませんか?
介護業界は、何歳からでもキャリアチェンジが可能な業界です。
介護業界に転職して活躍したい方は、介護の資格取得をおすすめします。
そこで今回は、介護士として活躍したい方に、おすすめの資格4選と、おすすめの資格取得スクールを紹介します。
- 介護士におすすめの資格を知りたい
- 資格を取得するべき理由を知りたい
- 介護業界の平均年齢を知りたい
- できるだけ費用を抑えて資格を取得したい
上記のような方は、ぜひ最後までお読みください。最後に、費用を抑えて受講できるおすすめのスクールも紹介しています。
介護士におすすめの資格4選
介護業界には非常に多くの資格があり、何を取得するべきなのか迷ってしまうことでしょう。
本記事では、とくに取得をおすすめしたい資格を4つに厳選してご紹介していきます。
- 介護職員初任者研修
- 介護福祉士実務者研修
- 重度訪問介護従業者養成研修 統合課程
- 介護福祉士
それでは資格の特徴や受講方法について詳しくみていきましょう。
介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は、介護の入口といわれている資格です。介護の基礎から技術について学べます。
介護職員初任者研修 | |
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受講要件 | なし |
カリキュラム内容 | 介護職への理解尊厳の維持や自立支援介護の基本介護・福祉サービスコミュニケーション老化・認知症・障害こころとからだの仕組み |
受講にかかる期間 | 130時間 |
受講費用相場 | 8万~15万円程度 |
受講方法 | 通学(必須)通信 |
介護職員初任者研修は言葉の通り、初任者へ向けた資格です。
介護で必要な入浴介助や排せつ介助、食事介助、体位変換などの基本的な技術を学びます。
介護士としての基本を学び、職場で役立てられる資格です。
この資格を取得していることで給与も加算されることがあります。
※介護事業所によります。
「介護士として何かひとつでも資格を取得したい」と考えている方にはぜひ取得してほしい資格です。
介護福祉士実務者研修
介護福祉士実務者研修は、実務者に向けて、介護の基本から医療的ケアまでを学べる資格です。国家資格である介護福祉士を実務ルートで目指す場合の受講条件となります。
介護福祉士実務者研修 | |
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受講要件 | なし(実務経験を積んでいる方対象) |
カリキュラム内容 | 人間の尊厳社会、介護、生活技術コミュニケーションこころと身体のしくみ発達と老化認知症医療的ケア |
受講にかかる期間 | 無資格者450時間介護職員初任者研修修了者:130時間免除※保有資格によって異なる |
受講費用相場 | 10万~20万 |
受講方法 | 通学(必須)通信 |
介護福祉士実務者研修は、介護業界でキャリアアップするために避けては通れない資格です。
受講要件は定められていませんが、実務経験者向けの資格であるため、少しでも実務経験を積んでから、挑戦すると良いでしょう。
介護職員初任者研修を受けてから実務者研修に挑戦するのもおすすめです。
統合課程
重度訪問介護従業者養成研修 統合課程は、重度訪問介護従業者養成研修と喀痰吸引等研修の内容をまとめて学ぶことができる研修です。
重度障害や肢体不自由の方に対する、訪問介護ができるようになります。
重度訪問介護従業者養成研修 統合課程 | |
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受講要件 | とくになし |
カリキュラム内容 | 重度肢体不自由者の地域生活介護の基礎コミュニケーション喀痰吸引経管栄養外出の介護技術サービス提供現場の実習 |
受講にかかる期間 | 3日 |
受講費用相場 | 3万円程度 |
受講方法 | 通学(必須)通信 |
重度訪問介護従業者養成研修
統合課程は、基礎課程と追加課程の内容を同時に学べるものです。
医療的ケアを専門的に学びたい介護士におすすめの研修です。
統合課程で医療的ケアを学ぶことで、特定の患者に対して喀痰吸引や経管栄養を行えるようになります。重度訪問介護サービスに興味のある方は、ぜひ受講を検討してみてください。
重度訪問系の介護事業所で働くことができるようになれば、キャリアの道筋が一気に増えます。
気になる方はぜひお気軽に土屋ケアカレッジまでご相談下さい。
LINEでお気軽にお問い合わせいただくことも可能です。
介護福祉士
介護福祉士は、高齢者や障害者など、日常生活に支障をきたしている方々の生活支援を行う専門職です。国家資格ですが、合格率は70%程度と高く、努力次第では合格することができる、比較的目指しやすい国家資格ともいえます。
介護福祉士国家資格 | |
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受験資格 | 実務経験ルートの場合3年以上の実務経験介護福祉士実務者研修修了 |
カリキュラム内容 | 介護福祉士実務者研修と同様 |
受験にかかる期間 | 従事期間3年以上(1,095日以上)かつ実務者研修450時間 |
受講費用相場 | 8万~20万 受験手数料18,380円登録手数料3,320円登録免許税9,000円 |
試験日 | 年1回(筆記1月頃・実技3月頃) |
介護福祉士は国家資格であり、取得すると、介護施設のチームリーダーや養成施設の教員など仕事の幅が広がります。
キャリアアップを考えているなら目指すべき資格だといえます。
介護業界にキャリアチェンジするなら資格取得をするべき理由
20代・30代の方はもちろん、年齢を重ねてから介護業界にキャリアチェンジを考えている方こそ、資格取得をするべきだといえます。
その理由を以下で解説していきます。
就職活動で有利になる
介護業界は人材不足が深刻化しており、多くの施設が即戦力となる人材を求めています。資格を持っていると、求人情報の応募資格を満たしやすくなり、面接でも好印象を与えられるでしょう。
2024年4月から、資格保有者のみしか介護士として働けなくなりました。最低限必要な資格は、「認知症介護基礎研修」と義務付けられましたが、それ以上の資格を保持していることは印象アップにつながります。
スキルアップと自信向上につながる
資格取得のための学習を通して、介護の基礎知識と技術を身につけられます。実務経験と合わせて、介護者への適切な支援を提供できるスキルを磨き、自信向上につながるでしょう。
キャリアアップと高収入を見込める
介護士の資格は、キャリアアップを目指すための足掛かりとなります。令和4年度の保有資格別平均給与は、以下の通りです。
※介護職員等ベースアップ等支援加算を取得(届出)している事業所における介護職員(月給・常勤の者)の平均給与額について、保有資格別にみたものです。
無資格者の平均給与が270,530円であることに対し、介護職員初任者研修修了者は302,901円と32,371円も給与差があります。
転職の選択肢が広がる
資格を持っていると、転職の選択肢が広がります。介護士として働いているうちに、訪問介護に興味が出たり、デイサービス職員として働きたくなったりと、他施設の仕事に興味を持つこともあるでしょう。
資格を持っていると、転職をしやすくなるため、複数の施設で経験を積みやすくなります。自身の生活スタイルに合わせて、柔軟に働きたい方は、とくに資格取得が「いつでも転職ができる」という、安心材料になるでしょう。
介護業界の平均年齢は?
令和4年度介護労働実態調査の結果によると、介護業界全体の平均年齢は50.0歳です。
介護業界の年齢層は比較的高めで、人材不足を解消するために、さまざまな課題があるのです。
以下、介護業界の高齢化が進む要因と影響についてまとめます。
介護業界の高齢化が進む理由
介護士の平均年齢が高い理由として、「介護職員の離職率の高さ」が挙げられます。
介護士の離職率は、年齢が低いほど高く、給与の低さなどから離職する若者が多い現状です。
とくに、訪問介護の仕事は年齢層が高い傾向にあります。仕事内容も家事の介助など、人生スキルを積んでいる年齢の方が働きやすい内容であることが、理由として考えられるでしょう。
介護士の高齢化によって考えられる影響
介護士の高齢化によって考えられる影響として、介護サービスの質の低下や人材不足による介護サービスの利用制限、介護職員の負担増加が挙げられます。
老老介護などが問題となっている昨今、人材不足や介護士自体の年齢層が上がっていることも問題となっています。
介護サービスの質が低下する恐れや、人材不足によって介護サービスに利用制限が設けられる可能性もあるのです。
今後さらに高齢者が増え続ける日本において、上記のような影響は非常に大きな問題となっています。
介護職員の負担増加により、離職する介護士が増えることも懸念されているのです。
介護業界の課題
ここまで説明してきたような問題点の課題として、次の4つが挙げられます。
- 若い世代の参入促進
- 高齢者介護職員の定年延長
- 介護職員の待遇改善
- 働きやすい環境づくり
介護業界は人材不足を解消するために、国全体で課題に取り組んでいます。
介護士の高齢化は、問題視されていますが、その一方で、介護業界は「何歳になっても働きやすい環境」だともいえるでしょう。
介護職員の待遇改善により、年々平均給与も上がっています。
定年が延長されたり、働きやすい環境が整い始めていたりと、キャリアチェンジに最適な業界です。
介護業界は、学歴などは一切関係なく、経験やスキルが重要視されます。介護に対して熱意をもって資格取得を行うことで、キャリアアップが望めるでしょう。
資格取得を考えているなら「土屋ケアカレッジ」がおすすめ!
介護士としてキャリアアップするためには、資格取得が必須です。養成スクールに通わなければ修了できない資格も多いため、まずはスクール選びから始める必要があります。
「土屋ケアカレッジ」は、介護業界で10年以上のキャリアを持つ講師陣による質の高い授業と、充実したサポート体制で、多くの受講生から高い評価を得ている介護職員養成スクールです。
土屋ケアカレッジをおすすめしたい理由を以下で解説していきます。
豊富なカリキュラム
介護福祉士国家試験受験資格取得を目指す「介護福祉士実務者研修」をはじめ、初任者研修、統合課程、医療的ケア研修、介護福祉士実習指導者講習会など、幅広いカリキュラムを提供しています。
独自の学習システム
土屋ケアカレッジ独自の学習システム「eラーニング+個別指導」により、効率的な学習が可能です。
充実したサポート体制
経験豊富なキャリアカウンセラーによる就職サポートや、学習に関する質問に丁寧に答える個別相談など、充実したサポート体制を提供しています。
全国展開
全国各地に校舎があり、多くの人が通学しやすい環境です。実践的な演習が必要なカリキュラムの場合、必ず通学して学ぶ必要があります。
手厚い就職サポート
就職率は99%以上と、高い就職率を誇っています。土屋ケアカレッジを運営している、株式会社土屋に就職することで、全額キャッシュバックを受けられる制度もあります。詳しくは、お問い合わせください。
アットホームな雰囲気
アットホームな雰囲気のなか、講師やスタッフが親身になってサポートしてくれるので、安心して学習できます。
少人数制の授業を行っているため、わからないことを聞きやすい環境です。疑問をその場で解消することで、効率的に学べるでしょう。
介護業界で働きたい方、資格取得を目指したい方に、土屋ケアカレッジはおすすめできるスクールです。
資格取得をして介護業界で第二のキャリアを築きませんか?
本記事では、介護士におすすめの資格について解説しました。
介護業界は、何歳になってもキャリアチェンジできる業界で、資格取得をすることで担える仕事の幅が広がります。
介護士として活躍したいと考える方は、資格取得を目指しましょう。
土屋ケアカレッジでは、無料体験授業や個別相談も実施しているので、まずは気軽にお問い合わせください。