第36回(令和5年度)介護福祉士国家試験対策講座

第36回(令和5年度)介護福祉士国家試験対策講座(2024年1月試験)

土屋ケアカレッジの
国試対策講座選ばれる理由!

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土屋ケアカレッジの対策講座の特徴

  • 「資格の取得」と併せて、「介護職が現場で理解しておくべき知識の定着」も重視した授業内容
  • 過去の介護福祉士国家試験を徹底的に分析し、直前対策講座では出題傾向や回答のコツ、勉強の仕方等もお伝えします。
  • 受講生の理解状況に応じたアドバイスを心掛け、質問、相談しやすい環境を重視して授業をお送りしています。

受講料

週1×5回コース(5日間)

18時から90分コース(12日間)

直前2日間コース (10:00〜17:00 (6時間) × 2日間)

開催スケジュール/お申込

土屋ケアカレッジの介護福祉士国家試験対策講座

土屋ケアカレッジは福祉業界の架け橋になることを至上命題にかかげ利用者と介護職員をつないできました。介護福祉士は介護資格の中で唯一の国家資格であり、介護職のキャリアパス上位にあたる資格であることから、土屋ケアカレッジとしても資格取得を応援し、日本の介護サービスの質の向上に貢献していきたいと考えています。

このような考えから、土屋ケアカレッジでも介護福祉士国家試験対策講座を開講しました。

様々な介護現場を経験した介護職講師が国家試験のポイントを押さえながら経験に基づいた指導を丁寧にわかりやすくお伝えいたします。

介護福祉士とは

介護福祉士は国家資格であり、介護業界で人気のキャリアアップ資格の一つです。

介護福祉士になることで、一般的な介護職ではなく、「国家資格を持つ医療関係者」という位置づけにキャリアアップでき、給与面で優遇されたり、業務の幅が広がったりと、メリットも多くあります。

そして、その介護福祉士になるためには介護福祉士国家試験に合格する必要があります。

前述のように介護福祉士は、数十種類ある介護資格の中で唯一の国家資格であり、介護職のキャリアパス上位にあたり、介護資格の中では難易度はやや高めです。

国家試験では筆記試験と実技試験があります。

受験資格

受験資格は、国籍、性別、年齢、学歴等の制約はありません。

しかし、以下のいずれかの条件を満たしていることが受験資格として必要となります。

実務経験が3年以上+実務者研修修了

専門学校や福祉系の高校などを含む養成学校を修了

EPA(経済連携協定)で来日+実務経験3年以上

実技試験の免除対象

介護福祉士の資格制度改正により、2017年実施の介護福祉士国家試験以降、受験資格のあるほとんどの人は実技試験の免除対象となっています。

実技試験を受けなければならないのは、次のいずれかに該当する場合のみです。

①福祉系高校に2008年度以前に入学し旧カリキュラムで学んで卒業した人、あるいは、特例高校に2009年度以降に入学し、必須単位を取得して卒業した後、9か月以上の介護等実務を経験した人のうち、介護技術講習を修了していない人

②経済連携協定(EPA)ルートで介護技術講習を修了していない人、あるいは、実務者研修(EPA介護福祉士候補者)を修了していない人

介護福祉士国家試験は年に1回

介護福祉士国家試験は年に1回実施されます。

2023年度(第36回)は

筆記試験が令和5年(2024年)1月28日(日)

実技試験は令和5年(2024年)3月3日(日)に実施されます。

年に1回だけの試験ですので、不合格になると次回の受験までまた1年間向き合わなければなりません。

出題内容と出題形式

介護福祉士国家試験は、「人間と社会」「介護」「こころとからだのしくみ」「医療ケア」の4つの領域の12の科目と総合問題を合わせた計13科目の中から125問出題されます。

1問1点の125点満点で、解答はすべて五肢択一形式です。

試験時間は午前100分、午後120分の合計220分です。

1日がかりの試験ですので、かなりのスタミナが要求されます。

また、実技試験では、実際の介護の現場を想定したシミュレーション試験が行われます。

具体的には、当日渡される課題に沿ってどのような介護を実践するのかを試されます。

介護福祉士国家試験の合格率

介護福祉士国家試験の合格率は例年70%前後となっていますが・・・

2023年に実施された第35回介護福祉士国家試験では、受験者数7万9,151人に対し、合格者数は6万6,711人、合格率は84.3%でした。

過去の合格率  

過去の合格率の推移を見てみましょう。

年度合格者数受験者数合格率
第35回 令和4年度66,711人79,151人84.2%
第34回 令和3年度60,099人83,082人72.3%
第33回 令和2年度59,975人84,483人71.0%
第32回 令和1年度58,745人84,032人69.9%
第31回 平成31年度69,736人94,610人73.7%
第30回 平成30年度65,574人92,654人70.8%

今年度は難しくなることが予想される

合格率は、第34回令和3年度まではいずれも70%前後で推移していましたが、昨年度の第35回は合格率84.3%と高い合格率となりました。要因としては出題形式が変更となった年のため易しめに調整されたと思われます。

今年度、第36回の難易度は?
皆さんが気にされているのは今年度の難易度がどうかということではないでしょうか?
一般的に試験は、易しい年の次は難しく、難しい年の次は易しくなると言われています。
その法則でいえば、今年度は難しくなることが予想されるのでしっかりとした準備をして試験に臨まなければいけません。

合格率が高く見える理由

介護福祉士国家試験の合格率は約7割ですので、比較的合格率の高い試験に見えます。

しかし、合格率が高く見える理由は、受験資格の厳しさにあります。

介護福祉士国家試験は、誰もが受けられる試験ではなく、介護に携わっている人のみ受験できる試験です。

そのような受験資格を持った方がきちんと勉強し、受験した結果、このような合格率になっているということを忘れてはいけません。

すなわち、介護福祉士国家試験は、決して簡単に合格できる試験ではないということです。

合格基準

介護福祉士国家試験の合格基準は2つあります。

  • 総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点。
  • 11の試験科目群すべてに得点すること。

いくら高得点を取っても、試験科目群に1つでも0点の科目があると不合格となります。

合格するためには目安として、筆記試験では81点(65%)前後を目指しましょう。

また、実技試験では60点前後を合格の目安としておくと良いでしょう。

過去の最低合格点

過去の最低合格点は、125点満点に変更された平成28年度以降で見てみると、筆記試験は平成30年度の72点(57%)、実技試験は平成30年(令和元年)の46.67点です。

介護福祉士国家試験の難易度

介護福祉士国家試験の難易度は、他の国家資格と比べると比較的合格しやすい試験です。

しかし、介護資格の中では難易度が高めで、受験対策は必須です。

きちんと対策しなければ不合格になるのは必然です。

また、試験が1年に1回しかないので不合格になるとまた1年間努力しなければなりません。

勉強のポイント

もちろん出題範囲の全ての知識を付けて介護現場でそれを活かせるようになることが最も重要ですが、介護福祉士国家試験に合格を目指し確実に資格を取得するためには、合格ライン以上の点数を取るという考え方も必要です。

そのためには、限られた時間の中で、できる限り効率的な学習を行う必要があります。

以下で勉強のポイントについて説明します。

介護福祉士国家試験合格に向けた勉強のポイントは、アウトプットとインプットです。

試験範囲の全体を大まかに把握した後で、過去問を解き、間違った問題を分析し再度知識をインプットするという流れの繰り返しになります。

このように、アウトプットとインプットを繰り返すことにより、確実に力がつきます。

また、ある程度実力がついたら、模擬試験を受けてみましょう。

本番さながらの環境で問題を解くことによって、時間配分や集中力も身につきます。

そうすることで、気持ち的にも落ち着いて本番を迎えることができます。

合格に必要な勉強時間は約250時間

介護福祉士国家試験合格のためには、平均250時間の勉強が必要と言われています。

6ヶ月前から勉強を始める場合は1日に1.3時間、3ヶ月前から始める場合は1日2.7時間の勉強が必要になります。

自分の生活スタイルを考慮し、遅くとも3ヶ月前には勉強を始めましょう。

時間に余裕を持って6ヶ月前から勉強をスタートさせるのがオススメです。