介護福祉士に最短でなるには?受験資格や取得までの道のりを解説します

介護福祉士は介護分野で唯一の国家資格。介護業界で活躍していくためには、ぜひ取得したい資格のひとつです。

しかし介護福祉士国家試験を受験するためには、経験年数などの定められた受験資格を満たす必要があります。

介護福祉士を目指す方の中には「介護福祉士になるには最短で何年かかるのか」また「受験資格を満たしてどのように取得をめざせばよいのか」と悩む方も多いでしょう。

そこで本記事では介護福祉士取得までの最短の期間、受験資格や取得までの道のりについて詳しく解説します。

介護福祉士への最短の道のりとは

介護福祉士になるには介護福祉士国家試験(筆記試験と実技試験もあり)に合格しなくてはなりません。合格後に申請書類を提出して介護福祉士登録簿に登録されると、介護福祉士として仕事ができます。

国家試験を受験するためには受験資格が必要です。受験資格を満たして国家試験を受験するには最短でも1年必要です。しかし1年で受験資格を満たすためには、福祉系大学や養成施設で1年学ぶ前に社会福祉士や保育士の養成施設を卒業している必要があるため、最短の1年で国家試験をめざせる人は限定的といえます。

大学や専門学校などで学んで国家試験をめざす場合は最短で2年、介護施設などで働きながら国家試験をめざす場合には最短でも3年はかかります。

受験資格について詳しく解説していきます。

介護福祉士国家試験を受験するのための資格とは

介護福祉士国家試験をめざすにはおもに3つのルートがあります。

  1. 養成施設ルート
  2. 福祉系高校ルート
  3. 実務経験ルート

養成施設ルートと福祉系高校ルートは大学や専門学校、高校などで必要なカリキュラムを修了し国家試験の受験資格を得る方法です。

実務経験ルートは働きながら3年以上の実務経験と必要な研修を修了して受験資格を得る方法です。

なお、ほかにEPA(経済連携協定)ルートもありますが、フィリピン・インドネシア・ベトナムの方が研修を受けながら就労して受験資格を得るルートのため、今回は説明を省きます。

養成施設ルート

大学や専門学校などの指定の養成施設で必要なカリキュラムを修了し、国家試験の受験資格を得るルートです。養成施設ルートでは筆記試験のみで、実技試験は免除になります。

養成施設に入学するには高校卒業以上の学歴が必要です。また養成施設に通う期間は学歴によって異なります。普通科の高校・大学を卒業した場合は2年以上、福祉系大学・社会福祉士や保育士養成施設を卒業した場合には1年以上が必要です。

福祉系高校ルート

福祉系高校や特例高校を卒業して国家試験の受験資格を得るルートです。

平成20年より前に入学した場合は筆記試験と実技試験両方に合格する必要があります。平成21年より後に入学した場合は筆記試験のみで、実技試験は免除です。

特例高校はカリキュラムによって実技試験が免除になったり、卒業後に実務経験を積む必要があったり、受験資格を満たす要件は学校により異なります。

実務経験ルート

対象となる介護施設などで実務経験を3年以上積み「介護福祉士実務者研修」を修了することで受験資格を得るルートです。実務経験ルートは筆記試験のみで、実技試験は免除になります。

社会人になってから、また未経験から介護業界へ転職して介護福祉士をめざす場合は、実務経験ルートで国家試験をめざすのが一般的です。養成施設で学んで国家試験をめざすよりも年数は多くかかりますが、働きながら国家試験がめざせるため現実的なルートといえます。

なお実務経験3年以上とは「実務経験の対象となる施設(事業)及び職種での従業期間が3年(1095日)以上、かつ従事日数540日以上」と定められています。

また実務者研修は、実務経験ルートで国家試験を受験するためには必須の研修です。450時間のカリキュラム(介護職員初任者研修など保有資格により免除される科目あり)があり、約6か月の期間が必要なため、仕事と両立して計画的に研修を修了する必要があります。

実務経験ルートで介護福祉士をめざすなら土屋ケアカレッジ

現場で実務経験を積みながら介護福祉士実務者研修を修了するには、スクール選びが重要です。

実務者研修は450時間ものカリキュラムがあり、研修修了までに約6か月かかるため、仕事と研修を両立させるのはとても大変です。

土屋ケアカレッジでは「働きながら実務者研修を修了したい」という方を応援するための受講プランを用意しています。eラーニングのWeb学習と通学を組み合わせたカリキュラムのため、仕事やプライベートの都合に合わせて学習を進めることができます。また受講できなくなってしまった場合も無料で別コースでの振り替えができるなど、サポート体制も万全です。

さらに経営母体である株式会社土屋で就業した場合は、費用は全額キャッシュバックされます。実務者研修の費用はスクールにもよりますが、10万円前後かかるのが一般的です。研修費用の負担を重く感じる方はとても多いため、キャッシュバックで実質無料になれば安心して研修に参加できます。

またこれから介護の仕事に挑戦したい、介護の仕事を始めたけれどまだ「介護職員初任者研修」を修了していない方は、まず介護職員初任者研修の修了をおすすめします。

初任者研修を修了しなくても実務者研修は受講できます。しかし基礎的な知識や技術を身に付けておけば、現場で自信を持ってクライアントと接することができますし、資格の有無で待遇面にも差があります。初任者研修を修了していれば実務者研修で免除になる科目があるのもメリットです。

土屋ケアカレッジでは、実務者研修と同じように、初任者研修もキャッシュバックなどのサポートがあります。

株式会社土屋で働きながら、もしくは研修修了後に就業して、費用の負担に悩むことなく介護業界で活躍できる資格を取得しませんか。

介護福祉士を取得して介護業界で活躍していこう

本記事では、介護福祉士取得までの最短の期間、受験資格や取得までの道のりについて解説しました。

介護業界で長く活躍していくためには、国家資格である介護福祉士の取得は必須といえます。介護現場の人材不足は深刻であり、経験年数を積んだ方はたとえ国家資格がなくても引く手あまたとなる人材です。

しかし介護のプロとして自信をもってクライアントをサポートするためにも、また活躍の場を広げてキャリアアップや収入アップしていくためにも、介護福祉士はぜひとも取得しておきたい資格です。

ぜひ介護福祉士の資格を取得して、介護業界で活躍し、超高齢社会を支えていきましょう。

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