介護福祉士国家試験が、令和6年1月28日(日)に迫っています。
仕事や家庭が忙しくて、勉強が捗らずに焦っている方も多いでしょう。
気持ちばかり焦っている方は、一度立ち止まって、試験の直前になにをするべきなのかを整理してみることをおすすめします。
本記事では、試験の概要を確認しながら、介護福祉士国家試験の直前になにをするべきなのかを解説します。介護福祉士国家試験直前になにをすべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
介護福祉士国家試験の概要
落ち着いて試験本番に臨めるように、試験の概要を確認しておきましょう。
- 筆記試験:令和6年1月28日(日)
午前10:00~11:40 午後13:35~15:35 計220分 - 試験問題:125問、1問1点125点満点のマークシート方式
出題範囲
出題範囲は、以下の13科目(11科目群)です。
- 人間の尊厳と自立
- 人間関係とコミュニケーション
- 社会の理解
- 介護の基本
- コミュニケーション技術
- 生活支援技術
- 介護過程
- こころとからだのしくみ
- 発達と老化の理解
- 認知症の理解
- 障害の理解
- 医療的ケア
- 総合問題
※「人間の尊厳と自立」と「介護の基本」、「人間関係とコミュニケーション」と「コミュニケーション技術」はひとつの科目群の扱いため11科目群です
合格基準
60%程度を基準として、問題の難易度によって補正されます。また、出題範囲の11科目群すべてにおいて得点が必要です。
合格率
過去5年の合格率は以下の通りです。
受験者数 | 合格人数 | 合格率 | |
---|---|---|---|
令和4年度(第35回) | 79,151人 | 66,711人 | 84.3% |
令和3年度(第34回) | 83,082人 | 60,099人 | 72.3% |
令和2年度(第33回) | 84,483人 | 59,975人 | 71.0% |
令和1年度(第32回) | 84,032人 | 58,745人 | 69.9% |
平成30年度(第31回) | 94,610人 | 69,736人 | 73.7% |
直前になにする?やるべきことは
直前にやるべきことは、第一に体調管理です。
とにかく体調を崩さないこと、感染症にかからないことに気をつけてください。
体調を崩してしまっては試験で実力を発揮できませんし、感染症にかかってしまって試験が受けられなかったら、勉強してきた努力が報われません。
受験できないことには、実力を出し切れないことには合格できないため、体調管理が最も重要です。
それ以外のやるべきことは以下の通りです。
- 苦手分野の確認、得意分野の定着
- 実践対策、過去問や予想問題など
- 試験当日の準備
苦手分野の確認、得意分野の定着
まずは、苦手分野の復習をしっかり行います。合格基準は60%程度のため満点を取る必要はありませんが、0点の科目があると不合格になってしまうため、苦手分野も基本的な問題では点数を取れるように勉強が必要です。
テキストを読み直し、過去問や問題集で間違えた問題に繰り返し取り組んでいきましょう。
また、苦手分野にばかり気を取られていると、得意分野の理解が曖昧になったり覚えたことを忘れてしまったりします。苦手分野に取り組みつつ、合間に得意分野も油断せずに勉強し、理解や知識を定着させて、確実に点数を取れるようにしましょう。
実践的な対策、過去問や予想問題など
国家試験は問題数が多いため、どんどん解いていかないと時間が足りなくなってしまいます。
そのため、過去問を試験時間内に解いて、ペース配分に慣れておく必要があります。得意分野をいかに早く解くかが試験合格のカギとなります。時間がかかる苦手分野や総合問題に時間を割けるように、また見直しのための時間も確保できるようになることが重要です。
過去問は過去3年分を3回は繰り返すことが理想です。過去問で問題に慣れて、うまくペース配分できるように練習して、本番で焦らないようにしましょう。
試験当日の準備
試験当日に焦らないように、前もって準備をしておきましょう。
何があっても受験票だけは忘れてはいけません。そのほかの筆記用具や時計、防寒対策グッズなど、自分に必要なものは前もって準備しておきます。
また、当日の遅刻も厳禁です。余裕をもって到着できるように試験会場までのルートを事前に調べておきましょう。当日電車の遅延や運休なども考えられるため、別のルート、迂回ルートも調べておくと安心です。
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直前にやるべきことを明確にして合格をめざそう
本記事では、介護福祉士国家試験の概要を確認し、試験の直前になにをするべきなのかを解説しました。
介護福祉士国家試験は合格率が高いですが、合格率が高い理由は受験資格が厳しく、そもそも介護に関する一定の知識がある人しか受験できないためです。試験問題が簡単で合格率が高いわけではないため、しっかり試験対策をする必要があります。しかし、学校で学んだり現場で得たりした知識や経験で解ける問題も多くあり、それほどおそれる試験ではありません。
本記事を参考に、国家試験直前にやるべきことを厳選し、しっかり勉強して試験に臨んでください。そして、なによりも体調管理が重要です。万全な体調で試験当日を迎え、持てる力を発揮してください。
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