介護福祉士国家試験は過去問だけで受かる?過去問を活用して合格する方法を解説

令和6年度の介護福祉士国家試験は、1月28日(日)に開催されます。

試験まであと約1か月となりました。

国家試験対策が思うように進まず、焦っている方が多いかもしれません。残り少ない期間で効率よく勉強したいと考える方がほとんどでしょう。

そこで、迫る介護福祉士国家試験に向けて、過去問を活用して受かる方法を解説します。

ぜひ参考にしていただいて、頑張って受験勉強を進めてください。

過去問だけで受かる?

介護福祉士国家試験は、過去問だけで受かることは可能です。

しかし、過去問だけで合格するためには、それなりに勉強時間が必要なことも事実です。

とはいえ、現時点で試験までの残りの期間が短いため、合格をめざして「過去問だけ勉強する」と決めてしまうことをおすすめします。今から参考書でじっくり勉強したり予想問題集に取り組んだりする時間を確保するのは難しく、あれもこれもやらなくてはと焦ってしまうより「過去問だけ」と決めてしまったほうが、気持ちも楽になり集中できます。

過去問を活用した勉強方法

過去問だけ勉強すると決めても、やみくもに過去問に取り組めば合格できるわけではありません。

過去問だけで受かる勉強方法のポイントは以下の通りです。

  • 過去問を用意
  • 過去3年分を最低3回は解く
  • スキマ時間を活用して繰り返し復習

過去問を用意

過去問題集は、解説がわかりやすいものを一冊購入することをおすすめします。職場の先輩に聞いたりネットで評判を調べたりして、自分にとって使いやすい過去問題集を選びましょう。

過去問を買う時間もない、とにかく勉強を早く始めたいという方は、社会福祉振興・試験センターのサイトからダウンロードできます。

ただし、問題と解答のみで解説がないため、間違った問題の理解がしづらい難点があります。今は過去問解説をしているYouTubeの動画やアプリがたくさんあるため、解説はネットを活用してみても良いでしょう。

過去3年分を最低3回は解く

過去問は、過去3年分を最低3回は解きましょう。

  1. 1回目:過去1年分をまずは解いてみる→間違った問題の解説を確認。
        同様に過去2年、3年分を解く。3年分解き終わったら、3年分の間違えた解説を確認。
  2. 2回目:試験時間内に解いて、問題に慣れるとともに時間配分も把握する→間違った問題の解説を確認。
  3. 3回目:2回目と同様、ただし1・2回目に間違えた問題の復習を十分にしてから解く。

まずはとにかく過去問を解いてみましょう。1回目は今の自分の実力の確認のため、時間はあまり気にしなくても問題ありません。

2回目からは、試験時間内で解きます。介護福祉士の国家試験は問題数が多いため、ペース配分が重要になります。どのくらいのペースで解けば時間的に余裕があるのか、見直しの時間も十分に取れるのかをつかんでおくと、本番で焦らずに問題に取り組めます。

3回目は、1・2回目に間違えた問題の復習を十分に行ってから、合格点に近い点数が取れるように取り組むのが理想です。

3回繰り返すと、3回とも間違えた問題、1回目にできたのに2回目で間違えたなど、まったく理解できていない分野や、なんとなく正解できたけれどしっかり理解はできていない分野が把握できます。

自分の実力や得意・不得意が把握できれば、試験までにやるべきことが明確になり、合格に近づきます。

スキマ時間を活用して繰り返し復習

過去問を繰り返し解く中で「間違った問題の解説を確認」が何度も出てくるように、とにかく復習が大切です。間違った問題の解説を繰り返し読んで理解すること、知識を定着させることが重要です。

そのためには、スキマ時間を活用して何度も復習しましょう。問題集を常に持ち歩いたり、YouTubeやアプリで過去問を解いたり解説を確認したり、スキマ時間を活用すれば復習の時間は確保できます。

通勤時間、休憩時間、家事や育児の合間、寝る前など、自分の生活を見直してみるとかなりのスキマ時間があるはずです。

スキマ時間を活用してコツコツ勉強を進めることが、合格への近道です。

過去問だけでは不安な方には土屋ケアカレッジの国家試験対策講座

過去問に一生懸命取り組んでいても、苦手分野がなかなか理解できないことはよくあります。過去問を繰り返し解いても点数が上がらないと、試験が近づくにつれて、どんどん不安が募っていきます。

そのような苦手分野の対策や試験への不安を解消するには、土屋ケアカレッジの「介護福祉士国家試験対策講座【直前2日間!】コース」がおすすめです。

過去問を使って出題傾向の確認ができたり解答テクニックを教えてもらえたりするので、過去問で勉強している方に最適な講座です。

加えて、練習問題で最後の総仕上げができるので、自分の今の実力や得意分野・苦手分野がはっきりして、試験直前にやるべきことが明確になります。

12月から1月にかけて開催されていて、10:00~17:00の6時間×2日間で、凝縮した内容を学べます。

ベテラン講師によるわかりやすい授業には定評があり、試験直前にポイントを絞って学べることはとても有益です。

過去問で頑張って勉強しているけれど試験対策は万全なのかと不安な方には、おすすめの講座です。

過去問だけで受かる!合格めざして悔いのないように頑張ろう

本記事では、過去問を活用して受かる方法を解説しました。

過去問だけで受かることは可能ですが、繰り返し問題を解くことと、繰り返し復習して理解を深め、知識を定着させることが大切です。

そして、試験までの残りの期間で、勉強よりも大切なことは体調管理です。

体調が悪ければ、せっかく頑張って勉強しても実力を発揮できません。コロナウィルスやインフルエンザで受験できなければ、努力は報われません。

介護現場で働いている方は、不規則な勤務で体調管理が難しいですが、バランスのよい食事を摂って睡眠時間を確保し、万全の体調で試験当日を迎えられるようにしてください。

介護福祉士国家試験に合格すれば、活躍の場が広がりますし、お給料アップも望めます。

ぜひ合格をめざして、国家試験まで頑張ってください。

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