介護と私

全く別の職種から介護職に転職したワケとは!?

初めまして!

土屋ケアカレッジの九州エリアの運営マネージャーをしてます、竹本竜志と申します。

今回は初めての投稿と言うことで、簡単に自己紹介をします。

私は、九州は熊本の田舎で育った、生粋の熊本人です。

生まれて此の方、熊本を出たことがありません(20歳から1年間は兵庫に住んでましたが‥)

年齢は、昨年より介護保険を払っていますので、お察しの通り40歳になります。

趣味はゲームとクレーンゲーム。根っからのインドア派の私です。

若かりしときには、月に数万円をゲームにつぎ込んでおり、時には10万以上使うこともあるくらいの、生粋のゲームオタクでした。メインはアーケードゲームですが。

さて、前置きはこの辺までとして、早速本題に移りたいと思います。

介護との出会い

私が介護と出会ったのは、まだ私が中学生、高校生のころでした。

私は、当時両親、祖父母、兄弟と7人で一つ屋根の下で生活をしておりました。まぁ、どこにでもある田舎の一世帯でした。

当時、祖父は70代前後だったと記憶しております。

私は、俗にいう『おばあちゃん子』で、祖母とはよく遊んだり、買い物に行ったりしていましたが、祖父とは殆ど会話をすることもなく、はっきり言って興味もない、そんな関係性でした。

特に、祖母からも祖父の事については何も聞かされてなく、率先して祖父の話をすることもなかったかな。

そんなある日のことでした。朝目を覚ますと、両親、祖母が何やら騒がしく、時折、

「どけ行ったっだろか?」「探しに行くぞ!」

そのような会話が聞こえてきました。

そうです。

祖父が居なくなっていたのです。祖父は認知症を患っていたのです。

当時は、介護という言葉すら知りませんでしたが、これが私と介護の出会いになります。

介護の仕事をするきっかけ

私は、元々は美容師をしており、全く畑違いの仕事をしていました。対人というところでは介護の仕事と同じですが。

美容師を始めたきっかけは、当時は空前のカリスマ美容師ブーム。

美容師になれば、モテるだろうと、下心丸出しな気持ちで美容師を選びました。

まぁ、そんな生半可な思いだけで美容師を選んだので、長続きするはずないですよね。

毎日、笑顔振りまいて、時にはお世辞でお客様をヨイショして。

そんなことに嫌気を感じてしまい、美容師の道を諦めました。

さて、次の仕事は何をしようかと求人誌を眺めていました。

特にやりたいこともなく、それでも生活はしていかないといけなかったので、とりあえず目に留まった派遣会社に登録をしました。そこでの派遣先が、半導体製造装置を作る工場でした。

当時は、好景気で半導体工場も軒並み業績がよかったですね。

私が派遣されていた工場も然り。

私は、子供のころから手先が器用で、またプラモデルを作ったりするのが好きでした。

この工場の仕事も意外と楽しく、毎日充実した生活を送っていました。

ところが、世の中うまくいきませんね。

2008年11月。リーマンショックが‥。

半導体工場はもろに影響を受けることに。

感が良い方は察しがつくかと思います。

私にも『赤紙』が渡されました。そうです。派遣切りに合いました。

赤紙を渡されたのは、子供が生まれる直前。

そして、子供の誕生と時を同じくして、無職になってしまいました。

こんなドラマみたいな展開が私に起こるとは‥(笑)

 そんなプー太郎の私が、次に何の仕事をしようかと考えていました。

子供も生まれたし、安定した職に就かなければと、毎日求人誌を眺めていました。

将来的に安定した仕事って何だろう。

毎日そんなことを考えていました。

そんなある日、ふと祖父が居なくなった時のことを思い出しました。

書いてはいませんでしたが、祖父が認知症になって警察沙汰になることが数回ありました。

徘徊癖があった祖父の介護をしていた祖母の疲れ切った顔。

祖父が外に出ないように常に施錠がされていた玄関や窓。まるで監獄のような我が家。

そんな事がふと頭をよぎりました。

この先、高齢者は増加する一方。

また、認知症について勉強したい。

もしかしたら、祖母も介護が必要になるかもしれない。

その時の為に少しでも知識を蓄えなければ。

よし、介護の仕事をしよう!

そして、介護老人保健施設(老健)に申し込み、採用決定!

これが介護の仕事をするきっかけです。

介護と私 [完]

最後までお読みいただきありがとうございました!

介護資格取得の際には土屋ケアカレッジ九州を宜しくお願いします!!

皆さんとお会いできることを楽しみにしております(^^)v

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