やっぱりこの仕事が好きなのかもしれない

機械を相手にする仕事では決して得られない、人と人が接する事の感動

初めまして。

土屋ケアカレッジ東北で初任者研修と実務者研修で介護講師を担当している菅原知佳と申します。

介護福祉業界から離れた私がまたこの場に戻ってきた理由と、これから介護福祉業界に入ろうと思っている方の為の講義についてお話させていただきます。

少しだけお付き合いくださいね。

私について

私は宮城県仙台市で生まれ育ち、そのまま県内の医療法人に就職しました。

病院と同一敷地内に認知症専門病院や介護老人保健施設があり、通所リハビリテーションでの新人研修を経て1フロア50床の入所部門に配属となりました。

就職した時期はちょうど介護保険制度が施行された時期でした。

「その人らしいケア」の為に広かったフロアを仕切りユニットケアも始まりました(もちろん入所者様方は入所中。よくぞ工事の騒音に耐えて下さいました…)。

ユニットケアって何!?というところから始まり、時間毎で行っていた排泄や食事、入浴も個別性を持ち、利用者様に合わせた時間でよりその人が求める生活の追求が始まりました。

ユニットにある小さなキッチンで一緒に料理をして、一緒に食事をして片づけをして・・・時間に縛られるケアではなくその人らしいケアの提供は試行錯誤の連続でした。

「その人らしいケア」は当たり前のことと思われるかもしれません。

しかし、自分の父母や祖父母よりも年上で、障がいや認知症などの疾患を抱えている利用者様方の基本的な衣食住だけでなく、好きな音楽・色・匂い・趣味や嗜好も知り「おもてなし」「ホスピタリティ」そして「リスクマネジメント」へのアンテナを張り巡らせる毎日の仕事はやりがいだけでは言い表すことができないほどの強い責任を感じていました。

心が震えた言葉

楽しいけれど正解のないケアの毎日に「これで良いのだろうか?」と考えることが多くなったある時、今でも忘れる事の出来ない言葉をくれた男性がいました。

その男性利用者様は脳梗塞後後遺症で片麻痺と言語障害が残りながらも、必死のリハビリで杖歩行まで回復し、定期的な入所とショートステイ、通所リハビリテーションを使いながら在宅生活を継続していました。

とても社交的な性格で他の利用者様方のお手伝いを「自分のリハビリにもなるから」と積極的にしてくださる方でした。

その男性利用者様がグループホームに入居することになったのです。

今までの「また次のショートステイで会いましょうね!」という退所とは違う、グループホームへの入居に淋しさがこみあげてきていた時です。

「俺さ、家では何にも出来ないって言われてたんだ~ここやられて(脳梗塞)、もうダメだって思ってさ~。
 んでも、ここにきて俺の人生輝いたよ。」

思いもかけない言葉でした。

グループホームへ行くことへの悲観や不安ではなく、私たちが正解がわからず試行錯誤だった対応がその方の人生に少なからず良い影響だったこと、そして何よりも「人生が輝いた」と言っていただけたことに強い衝撃を受けました。

正解はわからないけれど、私たちの取り組みは間違いじゃなかったと実感できた瞬間でした。

この時の心が震える程の感動は忘れる事はないでしょう。

この一言が原動力に

この日から更に一人ひとりが輝けるケアを学び始めました。

認知症ケア学会や老健大会という全国の症例発表会で症例発表をしたり、リスクマネジメントやユマニチュード、グリーフケアなどの研修に参加し様々な手法で「その人らしく生ききる」ためにはどうしたらいいのかを多職種と連携して取り組みました。

その中でスタッフの指導、育成に関わる機会も増えてきました。

実習生の指導担当に当たることもあり、成長や感動を共有してきました。

祖母を看取る

写真に写っているのは祖母と娘です。

祖母もまた介護が必要な状態になり、私自身が働いている施設へ入所しました。

親類だからと依怙贔屓することはありませんでしたが、休みの日にも面会に行きました。

この日私が着ている着物は祖母が私の母に仕立てたものの、着る機会がなかったものを譲り受けました。

その後別の施設に入居した祖母は徐々に弱り、食事をする量も起きている時間も減っていきましたが、時々目を開けてはいつも孫の私を気にかけてくれていました。

眠っている時間が増え、会話ができなくなっても時間を見つけては祖母のもとへ足を運びました。

面会に行ったある時、顔を拭いてクリームを塗ると、うっすらと目を開けて何かを言おうとしてくれました。声にはならなかったけれど、確かに私の名前を呼んでくれました。

そしてその3時間ほど後に静かに祖母は息を引き取りました。

私の父方母方両方の祖父母を全員看取り、私は一旦役目を終えたような気がして、約19年勤務した医療法人を退職しました。

講師という仕事

土屋ケアカレッジ東北にて講義の様子

退職後は医療介護福祉業界ではない、全く違う仕事をしてみようと様々な仕事を探していましたが、「実務者研修講師」の求人に目が留まりました。

医療介護福祉業界の仕事とは違う仕事をしようと思っていたのに、求人を見てすぐに応募していました。

それが今私がいる土屋ケアカレッジです。

医療や介護の仕事は無機物を相手にするのではなく、人と接する仕事です。

もしかしたら接客業と言っても過言ではないかもしれません。

大変な事も辛いこともありますし、思い通りにならないことばかりです。

それでも、機械を相手にする仕事では決して得られない「人生が輝いたよ」と感じていただける人を一人でも多く、そしてそんな感動体験を一人でも多くの人に感じてほしい、そんな気持ちで日々講義をしています。

まだまだ不慣れな講師ですが、仕事をしている時の困った・悩んだ事は全力で一緒に考えていきたいと思っています。

そして一つでも多くの感動が得られる仕事ができるよう、初任者研修や実務者研修で一緒に学んでいきましょう。

菅原知佳先生は土屋ケアカレッジ東北で初任者研修、実務者研修の講師をしていただいております。

普段着が着物をお召しになる煌びやかな先生です(^^♪

着物にご興味のある方は土屋ケアカレッジで受講の際、色々聞いてみてはいかがでしょう?

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