実務者研修とは?公的資格として取得するメリットや取得方法・研修内容を解説します

介護の資格は数多くあり、それぞれの資格がどのような資格なのかわからなかったり、どの資格を取得すればいいのかと悩んだりする方は多いでしょう。加えてどの資格が国家資格なのか公的資格なのか、履歴書に書けるのかなどの疑問も多いでしょう。

中でも「実務者研修」はどのような資格なのか、取得するメリットはあるのかとわからない方が多いかもしれません。

そこで実務者研修について、公的資格として取得するメリットや取得方法、研修内容を解説します。

実務者研修について知りたい方、介護の仕事をしていて今後の資格取得やキャリアアップに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

実務者研修は公的資格

実務者研修は、正式には「介護福祉士実務者研修」といいます。研修を修了することで公的な資格として機能し、履歴書にも記載可能です。

介護の基礎的な知識や技術が学べる「介護職員初任者研修」の上位資格に位置づけられている資格で、より専門的な知識や技術、医療的ケアを学びます。

取得方法

実務者研修は450時間のカリキュラムを修了することで資格を取得できます。

資格を取得するための要件はなく、学歴や経歴は関係ないため介護の実務経験がなくても取得可能です。初任者研修の上位資格に位置づけられていますが、初任者研修を取得していなくても実務者研修の資格は取得できます。

カリキュラム

実務者研修のカリキュラムは、20科目450時間と定められています。

カリキュラムは以下の通りです。

  1. 人間の尊厳と自立:5時間
  2. 社会の理解Ⅰ:5時間
  3. 社会の理解Ⅱ:30時間
  4. 介護の基本Ⅰ:10時間
  5. 介護の基本Ⅱ:20時間
  6. コミュニケーション技術:20時間
  7. 生活支援技術Ⅰ:20時間
  8. 生活支援技術Ⅱ:30時間
  9. 介護過程Ⅰ:20時間
  10. 介護過程Ⅱ:25時間
  11. 介護過程Ⅲ:45時間
  12. 発達と老化の理解Ⅰ:10時間
  13. 発達と老化の理解Ⅱ:20時間
  14. 認知症の理解Ⅰ:10時間
  15. 認知症の理解Ⅱ:20時間
  16. 障害の理解Ⅰ:10時間
  17. 障害の理解Ⅱ:20時間
  18. こころとからだのしくみⅠ:20時間
  19. こころとからだのしくみⅡ:60時間
  20. 医療的ケア:50時間

出典)介護福祉士養成カリキュラムについて(厚生労働省)

受講費用

実務者研修の受講費用はスクールによって大きく異なります。また保有資格により免除されるカリキュラムがあり、受講費用もその分安くなります。

平均的な価格は以下の通りです。

  • 無資格:13万円~20万円、15万円前後のスクールが多い
  • 初任者研修修了者:8万円~15万円、10万円前後のスクールが多い

スクールを選ぶ際は費用だけではなく、無理なく学べるようにサポート体制や授業の質、通いやすさなど総合的に判断することが大切です。

実務者研修を取得するメリット

実務者研修を取得すると、無資格や初任者研修取得者よりも専門的な知識やスキルがあることの証明になるため、活躍の場が広がります。

実務者研修取得のメリットは以下のようなものがあります。

  • 介護福祉士国家試験の受験資格が得られる
  • 医療的ケアを学べる
  • サービス提供責任者になれる
  • 転職、就職に有利、お給料がアップする

介護福祉士国家試験の受験資格が得られる

介護福祉士国家試験を受験するには受験要件を満たす必要があります。

実務者研修は「実務経験ルート」で介護福祉士国家試験を受験するために必須の資格です。

実務経験ルートとは福祉系の学校で学ぶのではなく、介護の現場で実務経験を積んで受験資格を得るルートです。実務経験ルートで国家試験を受験するためには「実務経験3年以上+実務者研修修了」の要件を満たす必要があります。

医療的ケアを学べる

実務者研修では喀痰吸引や経管栄養などの医療の知識と技術を学びます。医療職と連携して医療的ケアを行える介護士は現場では不足しているため、需要の高いスキルです。

なお現場で医療的ケアを行うためには実務者研修修了に加えて、喀痰吸引等の研修や実地研修が必要です。

サービス提供責任者になれる

実務者研修の資格を取得すると、訪問介護の「サービス提供責任者」として働くことができます。訪問介護事業所は必ずサービス提供責任者の配置が義務づけられているため、求人は多くあり活躍の場が広がります。

転職、就職に有利、お給料がアップする

実務者研修取得者は、専門的な知識やスキルを活かして現場で即戦力として活躍すること、また現場のリーダーやサービス提供責任者として教育やマネジメントの役割を担うことを期待され、就職や転職に有利になります。

また資格手当がアップしたり、基本給が上がったり、お給料アップが見込めるため、現在の職場で資格を取得したのにお給料が上がらない場合は転職を考えるのもひとつの方法です。

令和4年度の厚生労働省の調査によると、介護職員全体(常勤)の平均給与額は317,540円ですが、保有資格別の平均給与は以下の通りです。

資格なし268,680円
介護職員初任者研修300,240円
実務者研修302,430円
介護福祉士331,080円

出典)令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果

実務者研修なら土屋ケアカレッジ

実務者研修を取得するなら、働きながら資格取得をめざす方を応援するサポート体制を整えている土屋ケアカレッジがおすすめです。

カリキュラムはeラーニングを利用したWeb学習と通学の組み合わせのため、仕事の都合や自分のペースに合わせて学習を進めることができます。受講できなかった場合は他のコースでの振替受講が無料でできます。

また受講費用の相場は無資格の場合は15万円前後、初任者研修修了者は10万円前後と説明しましたが、土屋ケアカレッジの実務者研修は無資格の場合は7万円、初任者研修修了者は6万円と、相場よりも良心的な価格も魅力です。

さらに土屋ケアカレッジの経営母体である株式会社土屋への就職サポートもあります。株式会社土屋へ就職すると研修費用がキャッシュバックされる特典もあるため、受講費用の心配なく学ぶことができ、就職先も得ることができます。

実務者研修を取得してキャリアアップ、活躍していこう

本記事では、実務者研修について公的資格として取得するメリットや取得方法、研修内容を解説しました。

実務者研修は介護福祉士国家資格を取得するためにも、また現場で求められる専門的な知識や技術を身に付けるためにも必須の資格といえます。

現場で活躍できる知識や技術を身に付けるためにも、またご自身のキャリアアップやお給料アップのためにも、ぜひ実務者研修の資格を取得しましょう。

そして超高齢社会を支える介護の担い手として、長く活躍していきましょう。

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