介護福祉士実務者研修の資格は、介護の入門資格である介護職員初任者研修と、介護に関わる唯一の国家資格である介護福祉士資格の、中間に位置する資格です。
人口における要介護クライアントの数が増加を続ける日本において、介護に携わるアテンダントに対する需要は尽きることがありませんが、特に実務者研修の資格を取得しているアテンダントは、介護業界でも引く手あまたな存在といえます。
しかしながら実務者研修においては一般的に半年程度の時間を要しますので、「なかなか実務者研修の取得に踏み切れない」、「時間とお金をかけるほど、実務者研修に価値はあるの?」と悩んでいるアテンダントの方が非常に多いです。
そこで今回は実務者研修を取得することのメリットを中心に、実務者研修の取得方法をご紹介していきます。
最後には東京都三鷹市周辺でおすすめの、実務者研修を取得できるスクールをご紹介していきます。
実務者研修の概略
介護に関連する国家資格としては、介護福祉士の資格があります。
この介護福祉士の資格を取得するためには様々な受験ルートがありますが、学校に通わずに現場から介護福祉士の資格取得を目指す上で必要になってくるのが、3年間の実務経験と実務者研修の資格です。
つまり実務者研修は、介護現場で必要な専門知識と実践的な技術を有している証明でもあるのです。
介護資格のなかでは初級資格の位置づけとして初任者研修の資格がありますが、実務者研修の取得にあたっては初任者研修を未受講でも問題なく、誰でも受講することが可能です。
ただし実務者研修の内容としては、初任者研修の修了者程度の知識・介護現場における半年から1年程度の実務経験がある前提のレベルになっていますので、自分自身の経験値や知識に応じて、実務者研修への挑戦を判断しましょう。
実務者研修にかかる費用と時間
実務者研修は、都道府県の認可を受けた実務者養成施設に受講を申し込み、20科目・450時間分の受講を修了することで、資格が与えられます。
初任者研修を取得している場合は、初任者研修の取得時に学んだ9科目・130時間分の受講が免除された状態です。
また無資格から20科目・450時間の受講にあたっては資格取得まで6ヵ月程度を要しますが、初任者研修の資格保持者は4ヵ月程度が受講期間の目安とされています。
そして実務者研修の資格に挑戦するための申し込み費用は、養成施設によって異なりますが10万円〜20万円程度が相場です。
実務者研修を取得するメリット
取得までに相当の時間を費用を要する実務者研修ですが、研修を修了することによってどのようなメリットがあるのでしょうか。
実は実務者研修を取得することで業務の幅を大きく広げることができ、収入面でのプラスな効果も期待できますので、介護業界でのキャリア形成を考えているアテンダントや、介護業界への転職を考え中の方にはとてもおすすめの資格です。
実務者研修のメリット①資格手当による給与アップが見込める
実務者研修を取得すると、介護に対する一定レベル以上の専門知識と実務に役立つ実技を習得していることが保証されます。
そのため勤務先の事業所によっては、実務者研修の取得によって資格手当を支給しているケースもあり、研修の修了後から給与アップが見込めます。
また介護業界内での転職時にも、実務者研修を修了していることで有利に転職できる可能性が高まると評判です。
実務者研修のメリット②サービス提供責任者として従事できる
実務者研修を修了すると、介護職員のなかでもサービス提供責任者というポジションでの勤務が可能になります。
サービス提供事業者は訪問介護事業所に配置が義務付けられている人材で、クライアントとアテンダント、そしてケアマネージャーの橋渡し的な役割を担います。
各訪問事業所に1人以上の配置の義務があり、初任者研修の修了者ではサービス提供事業者として従事できないことから、需要がとても高いポジションです。
実務者研修のメリット③介護福祉士を目指すことができる
介護に関係する唯一の国家資格が、介護福祉士です。
初任者研修や実務者研修も介護の現場でニーズのある資格ではありますが、やはり国家資格を取得しておくと、介護業界で大きくキャリアアップができ、仕事の幅も広がります。
もちろん収入面でも資格手当が期待できるほか、従事可能なポジションも増えるのです。
介護福祉士を目指す大学等ではなく、介護の現場から介護福祉士を目指すためには、介護の現場で3年間実務にあたっていた経験と、実務者研修の修了が必須受験条件になります。
そのため介護業界でのキャリア形成を考え中のアテンダントにとって、実務者研修を修了することは大きな夢への第一歩といえます。
実務者研修の受講先を決める際のポイント
前述の通り、実務者研修を受講するためには都道府県によって指定された実務者養成施設を利用する必要があります。
一般的に実務者研修は自宅でのテキスト学習と通学を組み合わせて構成されていますが、約半年間の間に7回程通学する必要があることが多いので、自宅から通いやすい範囲で実務者養成施設を探すとよいでしょう。
またただ単にテキストを読み上げるだけの講師による研修ではなく、介護現場の知識をもつ講師による指導が受けられる環境で受講すると、すぐに介護現場で役に立つ実践的な知識を身につけることができます。
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