介護福祉士国家試験まで、残すところあと1か月ほどとなりました。
勉強が思うように進んでいないため、すでに諦めてしまっている方もいるかもしれません。
しかし、1か月あれば、できることはまだまだあります。
本記事では介護福祉士国家試験の直前対策でやるべきことと、反対にやるべきではないことについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
直前対策でやるべきこと
試験が近くなると、誰でも気持ちに焦りが生まれます。
焦ってあれもこれもやろうとしてしまいがちですが、時間が限られていることを念頭に、やるべきことは厳選しましょう。
直前対策でやるべきことは、以下の通りです。
- 過去問を繰り返し解く
- 得意分野の確認
- 苦手分野は最低限の確認
- スキマ時間の活用
- 体調管理と勉強以外の試験の準備
過去問を繰り返し解く
国家試験の直前にやるべきことは、過去問を繰り返し解くことです。過去3年分を最低3回は繰り返します。
間違った問題や苦手分野には繰り返し取り組み、解説を確認します。復習をしっかりして理解を深め、知識を定着させましょう。
得意分野の確認
過去問を繰り返し解くことで、得意分野がみえてきます。試験本番に得意分野で確実に点数が取れるように、得意分野の確認、知識の定着に努めます。
試験対策は、苦手分野を克服することに目がいきがちですが、直前対策の場合は苦手分野にばかり取り組むと焦ってしまうため、得意分野を伸ばすことに重点を置いたほうが得策です。
苦手分野は基本の確認
得意分野に重点を置くと説明しましたが、苦手分野は諦めてしまっていいわけではありません。
介護福祉士国家試験の合格基準は、60%程度(その年の難易度によって異なる)の正答に加え、11科目群すべてで得点が必要です。つまり、0点の科目がひとつでもあると不合格になってしまいます。
そのため、苦手分野でも必ず得点が必要です。しかし、満点を取る必要があるわけではないため、直前対策では基本的な問題が解けるように基礎の確認を行うと良いでしょう。
時間があればじっくり苦手分野に取り組むべきですが、試験直前は割り切って確実に合格できる道を選ぶのが得策です。
スキマ時間の活用
スキマ時間を活用して、一問一答に取り組んだり過去問の間違えた問題の解説を見直したり、アプリやYouTubeで学んだり、できることは多くあります。
通勤時間や休憩時間、家事や育児の合間だけではなく、無駄に過ごしてしまっている時間など、スキマ時間は探せば多くあることに気づくはずです。ダラダラしたりストレスを解消したりすることも大切ですが、試験まで残りの期間が少ないため、頑張ってスキマ時間を活用して勉強しましょう。
体調管理と勉強以外の試験の準備
国家試験直前対策で、勉強ももちろん大切ですが、それよりも大切なのは体調管理です。
当日体調不良で実力を発揮できない、またコロナウィルスやインフルエンザに感染して受験できなくては、今までの努力も水の泡です。
介護現場で働いている方は、不規則な勤務や夜勤もあり体調管理が難しいですが、食事でしっかり栄養を摂り、睡眠時間を確保し、ストレスをためないように気をつけましょう。
そのほかの試験の準備は以下のようなものがあります。試験当日に焦らないように、準備を万端にしておきましょう。
- 持ち物の準備:受験票、筆記用具、時計、その他防寒具やメガネなど
- 試験会場までの交通手段の確認:試験日は日曜日のため、休日ダイヤを確認。不測の事態による電車の運休や遅延に備えて別のルートも確認しておく
直前対策でやるべきではないこと
直前対策でやるべきことをみてきましたが、反対にやるべきではないことも確認しておきましょう。
やるべきではないことは以下の通りです。
- 新しいことに取り組む
- 睡眠時間を削って勉強する
新しいことに取り組む
直前対策でやるべきではないことは、新しいことに取り組むことです。たとえば、新しい問題集に取り組む、今まで見ていないYouTubeの国家試験対策講座を見始める、などがあげられます。
新しい問題集に取り組んだほうが実力がつけられると思われがちですが、新しい問題集を直前にやり始めてもやりきれない可能性が高いですし、難易度が高いものに取り組んでしまうと、できないことで不安になったり自信を喪失したりしてしまいます。
直前対策では、今までやってきた問題の中で、できていない問題をできるようにしたり理解を深めたりすることが大切です。
YouTubeも同様で、今まで見ていた動画を繰り返し見て確認するのはいいですが、新たなYouTubeチャンネルをすべて見ることに時間を費やしても、得られる効果と費やす時間とが見合わない可能性が高いです。自分の苦手分野や過去問解説などをピンポイントで活用できる場合はいいですが、そうではない場合は、新たなYouTubeではなく今まで自分が見てきたものを信じて復習しましょう。
睡眠時間を削って勉強する
試験までの短期間だから頑張ろうと思ったり、短期間だから大丈夫だと自分の体力を過信したりして、勉強時間の確保のために睡眠時間を削る方もいますが、絶対におすすめしません。
働きながら、加えて家事や育児・介護に追われながらの方も多く、勉強時間を確保するために削れるところは睡眠しかないと思われるかもしれません。しかし、やるべきことの中でも解説したように、直前対策で何より大切なことは体調管理です。
当日万全の体調で力を発揮するためにも、感染症により試験が受けられない事態にならないためにも、睡眠時間はしっかり確保し、スキマ時間の活用などで勉強時間を確保しましょう。
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やるべきことに取り組めば合格できる!
本記事では、介護福祉士国家試験の直前対策でやるべきこと、反対にやるべきではないことについて解説しました。
時間がないからこそ、やるべきことは厳選して取り組むことが大切です。
そして、体調を整えて、本番で全力を出し切れるようにしましょう。
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